アトピー

アトピーの湿疹、かゆみが完治!原因を改善する22の治療法と食事

アトピー洗濯物

食生活、生活環境、タバコ、ストレス、お酒の飲み過ぎなど、数え上げればキリが無いのですが、様々な要因で僕のアトピー性皮膚炎が再発しました。

【再発】と書いたのは、赤ちゃん~子供(小学校高学年)の頃にかけて、足とおしりにアトピー性皮膚炎の湿疹があり、同時に小児喘息も患っていました。どのタイミングというのは明確には言えませんが、中学校に上がっら頃にはいつの間にかアトピーの炎症やかゆみは完治していました。

さて、大人になってから再発したアトピー性皮膚炎ですが、顔のほっぺたの部分と、腕や足の関節の裏側(汗がたまるところ)に湿疹が出ており、赤く炎症している状態でした。

近くの皮膚科で診てもらったところ、受診は数分で終わり、塗り薬(ステロイド)を処方しておきます、ということでアトピーの原因についても特に触れられないまま、受診が終わります。

アトピー性皮膚炎について何も知らなかった僕は、処方された【塗り薬(ステロイド)】を塗っていれば、湿疹やかゆみは治るのだと思い込み、ステロイドを使用していたのですが、一向に良くなる気配はありませんでした。

次第にステロイドが手放せなくなり、湿疹のかゆみと赤みがどんどんと増していくにつれ、これはおかしいぞという気持ちも大きくなっていきます。

ここでようやく、アトピー性皮膚炎について調べ初め、原因や対策などを知ることになりました。

前置きが長くなってしまいましたが、このページではアトピーを治すために、僕が取り入れた治療方法や食事など、過去に書いた記事を交えながら、まとめ記事のような形式で紹介していければと思います。

アトピーで苦しんでいる方のお役に立てれば幸いです:)

漢方を使った治療について

漢方を扱う皮膚科に電話で問い合わせて治療費を確認したところ、1回あたり3万円で2週間に1回通院する必要がある、ということでした。

長期間通院することを考えると治療費が高額になりそうだったので、断念しました。そのかわり、漢方にあてがう治療費だと考え、良さそうだと思った物は多少高くても積極的に取り入れました

関連記事: アトピー治療で大事なのはステロイドではなく皮膚科選びだと思った話

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目次

アトピーbefore/after写真

アトピー/脂漏性皮膚炎 改善後
撮影日:2014年7月15日

アトピーおなか/完治後
撮影日:2014年8月21日

※「表示」ボタンを押すと、完治する前のアトピー画像(おでこ)が表示されます。自分で言うのもなんですが、割と気持ち悪いので見ないほうがいいかもしれません。

アトピーの原因

この記事を書こうと思い立った時、僕が取り入れた改善方法について、短い説明を交えながら1つ1つ紹介させていただこう、と考えたのですが、それだけだとアトピーの原因について言及できていないな、と思いました。

僕の場合、根本的な原因を解決するために、食事改善、生活改善を行いつつ、効果がありそうな治療方法を試していきました。原因をしらないと、「これを塗っていればアトピーが治る」と思い込んで使用していた、ステロイドと同じような間違いが起こる可能性があるので、まずは原因について簡単に説明させてください。

wikiによると、アトピー性皮膚炎が医学用語として登場したのは1933年ということなので、アトピーは現代病というのは的を得ています。

では何故、近年になってアトピー性皮膚炎を患う患者さんが多くなったのかというと、昔と比べ生活が豊かになった事が上げられます。生活が豊かになったことで、食べ物や生活環境が大きく変化しました。

好きな時に好きなモノが食べられるようになったり、次の日の事を考えなければ、夜更かしも思う存分できます。特にここ最近はインターネットの登場で、家にいながら仕事をしたり、他の人とコミニケーションが取れるようになったので、ついつい夜更かししてしまう、という方も多いのではないでしょうか。

【アトピー性皮膚炎】と言うくらいなので、湿疹やかゆみの原因は皮膚にあると考えてしまいがちなのですが、皮膚に表れる湿疹は【結果】であって【原因】ではありません

アトピーは多因子性(原因となる要因が複数ある)の病気ですが、大きく「体質的な要因」と「環境的な要因」の2つに分類することができます。

「体質的な要因」と「環境的な要因」の2つの側面から、原因を知り、アトピーを完治させるために、僕が実際に試して効果のあった方法を書いていきたいと思います。

体質的な要因

アトピー性皮膚炎 – Wikipedia

wikiに記載されている、アトピー性皮膚炎の原因を「体質的な要因」に切り分けると、上記のように3つの要因に切り分ける事ができます。

これらの要因に対し、僕がどのように対策したのか、1つ1つ切り分け効果的だった治療法方を紹介していきたいと思います。

腸内・表皮・肺・口腔内等による細菌叢

僕の場合、ステロイドを長期間使用していた事が原因で、表皮常在菌のバランスが大きく乱れた状態で、これにより様々なアトピーの症状が引き起こされていました。

脂漏性皮膚炎、頭のかゆみに効果的

ほっぺの湿疹に長期間ステロイドを塗っていたのですが、ステロイドの使用をやめること…いわゆる脱ステを決意し、実際に中止したところ、みるみるうちに湿疹のかゆみと赤みが増していき、焼けただれたような状態になってしまいました。

その後ほっぺただけではなく、顔と頭全体にアトピーの湿疹が広がっていき、頭部全体の皮膚がひび割れたような状態になり、

色々と調べたところ、常在菌のバランスが崩れていたために、細菌/真菌によるウイルス性皮膚感染症「脂漏性皮膚炎」を併発している可能性が高く、頭、顔の皮膚がひび割れたような状態だったので、精神的にかなりきつかったです。

色々調べたところ、皮膚科でも処方されている、抗真菌剤が配合されている【コラージュフルフル】というシャンプーがある事を知りました。用途が限られており、お値段も普通のシャンプーに比べると高いので、少し大きめドラッグストアーで探してみると良いと思います。

関連記事: アトピー/脂漏性皮膚炎などの頭皮のかゆみにおすすめのシャンプー【コラージュフルフル】

コラージュフルフル

  • すっきりさらさらタイプ(200ml):1,728円
  • うるおうなめらかタイプ(200ml):1,728円

乾燥肌や汗のたまりやすい箇所に

主に手と足のひじ、ひざの裏側といった汗がたまりやすい箇所の症状は、頭の症状(脂漏性皮膚炎)とは異なり、肌がカサカサと荒れていて、典型的なアトピー性皮膚炎の症状でした。

症状が異なるので、効果はないのだろうな、と思いつつもコラージュフルフルで湿疹の部分を洗ったりしていたのですが、頭部の湿疹が改善していくのに対し、手足や体の湿疹に同じような効果は見られませんでした。

コラージュフルフルは殺菌効果に優れたシャンプーなので、細菌/真菌によるウイルス性皮膚感染症を起こしてい箇所に使用してしまうと、表皮常在菌を減らしてしまうことになるのではないか、と思い始め頭部の湿疹以外の箇所に使用するのは早い段階で中止しました。

アトピーを経験されている方に、説明するまでもないと思いますが、お風呂あがりの湿疹のかゆみ(特に冬場)は耐え難い物があります。

爪を切ったり、湿疹をタオルで強く擦らないようにしたり、気をつけていてもかゆみに耐えられず、掻きむしってしまい、後で罪悪感に悩まされる事が何度かありました。

このかゆみを何とか出来ないものかと、調べているとホホバオイルが良さそうだぞ、と思い始めます。

ステロイドを間違った使用方法で長期間使用して、えらい事になっている最中だったので、「ナチュラルなもの」をキーワードにしていたのですが、ホホバオイルはホホバという多年草から抽出されたオイルで、人工心臓の潤滑油としても使われていて医療分野でも安全性が立証されているという記載を見て、これは…と思いました。

黄色ブドウ球菌はアトピーの炎症を起こす大きな原因のひとつであると言われています。

ミシガン大学のホホバオイルについてのテストでは、「カンジダ菌、ブドウ球菌アウレウス(黄色ブドウ球菌)やシュードモナス菌を含む、一般的な皮膚に悪影響を及ぼすバクテリアのうちの5つが、ホホバオイルの中で生き残ることができない」ことを明らかにしました。

参考:ナチュラルオーケストラ

こういった情報も決め手になり、ゴールデンのホホバオイルを購入して、お風呂あがりに塗ってみた結果、かゆみが治まる…というかかゆみを気にしなくなり、かゆくない事にハッと気がつくという状態に。

「お試し用34ml」を購入したのですが、馴染みが良いので1適手にとって伸ばすと、スーッと伸びて肌をコーディングしてくれます。ホホバオイルの馴染みがいいので、コスパが良く半年間、毎日使用してやっと使い切れる感じでした。

お風呂あがりに肌が乾燥し、白く粉ふく症状もホホバオイルをつけ初めてから改善しました。もともと乾燥肌なので、アトピーが完治した今でも使い続けているアイテムの1つです。

関連記事: 乾燥肌やアトピーにおすすめ!ホホバオイルの効果的な使い方


ホホバオイル

  • お試し34ml:3,000円
  • 通常55ml:4,700円
  • お徳用210ml:10,000円

腸内環境の改善

腸内環境とお肌の調子は比例します!

お酒大好き、揚げ物大好き、お肉大好き、暴飲暴食最高!という生活を2年ほど続けた事がアトピーを再発させる大きな原因だったと考えています。

幸い甘い物が苦手なので、砂糖の摂取量はかなり少ないほうだと思いますが、糖質は体内でビタミンB群を大量に使用します。特にビタミンB2は皮膚の再生に関係があると言われているので、甘い物が好きな方は控えた方が良い点に留意してください。

アトピーの原因について、何も知らなかった私は、ステロイドを塗りつつ、お酒をガブガブ飲んで、美味しいものをガンガン食べるという、原因にコミットせずに、結果に対して処置をするという恐ろしい生活を続けていました。

そんな食生活を送っていたので、腸内環境は荒れに荒れていたため、食生活を改善していく必要がありました。

良く耳にする善玉菌、悪玉菌の他に【日和見菌】という菌がいることをご存知でしょうか。さらに腸内に生息する菌で一番数が多いのも日和見菌です。この日和見菌ですが、悪玉菌が多ければ悪玉菌に。善玉菌が多ければ善玉菌になるという、面白い特性を持っています。

色々と調べていくうちに、食生活を改善するだけではなく、腸に善玉菌を送り込む事で、腸内環境の改善を促進することができるのでは、と考えました。

効率的に善玉菌を送り込める方法がないか探していたところ、「乳酸菌発酵エキス」を配合したサプリを見つけました。目にしたことがない言葉だったので、詳しくページを見てみると「善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌)が作り出した、天然の有機酸、必須アミノ酸、遊離アミノ酸などが豊富に含まれたエキス」と記載がありました。

善玉菌を取り込むのと何が違うのかというと、通常の乳酸菌サプリと比較して、胃酸や熱に全く影響を受けずに腸内にたどり着ける、という事。サプリの場合、腸まで到達したとしても在来菌ではないので、排出されてしまうけど、乳酸菌が作り出したエキスなのでダイレクトに届くと、大きく書かれていたので購入。

ヤクルト400LTを飲んでいたり、様々な種類のヨーグルトを試していましたが、この善玉元気は飲み初めてから4日目。なんだか効いているかも!と思い始め、始めて半月が経つ頃から、毎日あきらかな変化を感じるほどに。

明確な効果を感じるまでに、半月ほど期間があったので、食生活の改善など、他の要因もあったかもしれませんが、乳酸菌サプリはこれをずっと愛飲していました。

食生活、生活環境の改善を行いながら、善玉菌を効果的に取り入れることで、腸内環境の改善が促進され、結果的にアトピーの治療速度を早めてくれます

善玉元気

  • 1ヶ月分(30包):3,980円

遺伝的要因

遺伝子の解析により、マスト細胞、好酸球にIgE抗体を結合させるレセプターや、サイトカインのうちアレルギーの炎症に関与するものの遺伝子が集中している遺伝子座がアレルギーと関連していることが明らかになっている

アトピー性皮膚炎 – Wikipedia

母親はアトピーではないのですが、父親が軽度のアトピーでした。お風呂あがりに保湿効果のあるジェルを湿疹ができた箇所に塗っていました。

両親の片方にアトピー疾患があると、遺伝する確率が約50%。両親ともアトピー疾患があると、子供にアレルギーがある割合は約66%になるという報告もあるそうです。

では、親からアレルギーを受け継いだ場合、必ずアトピー性皮膚炎が発症するのかというと、そうとも言えないようです。

僕のケースですが34年間のうち、アトピーの湿疹ができていた期間は3~6年程度だと思います。大人になってからに限れば、本気でアトピーの改善に取り組んだ1年。毎年夏になって汗をかくと、腰のあたりにできる軽い湿疹ができていたので、それを含めて2~3年程度でしょうか。

結婚する前(アトピーが完治した後)は朝昼晩と、外食する事が多かったのですが、結婚してからは朝と夜は家で必ず食べるようになりました。

結婚した奥さんには子供がいて、もともと食材にものすごく気を使う人だったので、無農薬や保存料を使用していない食べ物を調理してくれます。

これを食べているせいか、結婚して初めてとなる今年の夏は、毎年夏になるとできていた腰の湿疹が出来ていません。

花粉症と同じように、アレルギーに対する受け皿の大きさが人それぞれ違っていて、食事や生活の乱れによって、受け皿から溢れてしまった場合、アトピーの症状が発症する側面が強いように思います。

なので、遺伝というのはアレルギーに対する受け皿が、小さいということなのでは無いでしょうか。

栄養要因

現代では高リノール酸食が蔓延している。必須脂肪酸であるω-6脂肪酸であるリノール酸から体内でアラキドン酸が生成し、この物質から炎症・アレルギー反応と関連した強い生理活性物質であるω-6プロスタグランジン、n-6ロイコトリエン等のオータコイド類が生成される。

高リノール酸食用油やそれを素材とする食品が、アレルギー反応と深く関わっていると指摘されている。アトピー性皮膚炎患者に対してω-6脂肪酸(主としてリノール酸)の含有量の低い食事を与えたところアトピーに改善効果が認められた。

アトピー性皮膚炎 – Wikipedia

【ステロイドを使わない治療方針】の皮膚科を探して、隣の県まで通院していました。この病院を見つける頃にはアトピーについてかなり知識をつけている状態でした。

始めてこの病院で診察を受けた時、治療に関するガイドラインをいただいき、帰りの電車で熟読した結果、アトピーに対して真摯に対応している姿勢と経験が垣間見えました。

このガイドラインを引用しつつ、アトピーを治療するために、どのように食生活を改善していったのか書いていきたいと思います。

また、食生活の改善に着手しても、一朝一夕では効果が現れないため、根気よく継続していく必要があります。

アトピーの原因に食生活が大きく関わっている場合、時間はかかりますが必ず効果が表れますので、くじけずに頑張りましょう:)

ビタミンB2

砂糖、脂肪の取りすぎ。食物繊維やカルシウム、その他の微量栄養素の不足、食品添加物の影響などがアトピー性皮膚炎の難治化に関わっていることがわかっています。

肉中心の洋食よりも魚や野菜中心の和食をい基本にするとよい事が指摘されています、一般的な食生活の基本について説明します。

僕は甘いモノが好きではありませんので、砂糖の誘惑というのはありませんでした。上述していますが、砂糖を体内に入れるとビタミンB2を大量に消費します。ビタミンB2は皮膚の再生に必要な栄養素となります。

ビタミンB2を含む、色々な栄養素をバランス良く取れるサプリを毎日飲んでいました。

魚中心の食生活

肉類や油脂類、フライもの、スナック菓子(ポテトチップス等)、ファーストフードを控えめにする。肉類を多く取ると皮膚に炎症を起こしやすくなる。魚の多くは、エイコサペンタエン酸(※補足 ω-3脂肪酸の多価不飽和脂肪酸)を含み、これはアレルギーを抑える働きをするのでよい。

魚中心の生活に切り替えました。外食中心の生活をしていると、魚を使った料理よりもお肉を使った料理の方が多く、魚料理で油をなるべく使っていない物、となると更にレパートリーが狭まります。

会社の近くに大戸屋があったので、「しまほっけの炭火焼き定食」「さばの炭火焼き定食」を交互にローテーションしていました。

同じものを食べ続けるのも良くないと思っていたので、夜はほっけや鯖以外の魚を焼いて食べたり、味付けを工夫したり。

お酒(アルコール)は血流の流れを促進するため、かゆみを伴う可能性がある、という事で大好きなビールを一切飲まないという、ストイックな生活をしていました。

頭部のアトピーが酷いことになっていたので、外見を気にするどころではありませんでしたが、体重が自然に落ちました。好きなモノが食べられないストレスは、かなりの物のでしたが、体質改善をしつつ、健康的なダイエットが出来ていると、ポジティブに考えてストレスを貯めない事も大事だと思います。

不飽和脂肪酸

ほとんどの植物油にはリノール酸が含まれていて、これはアトピー性皮膚炎を悪化させるので、控えめにする。亜麻仁油、シソ油、エゴマ油はαリノレン酸を含み、これはアレルギーを抑えるので良い。
脂質の材料で、エネルギー源や身体の構成成分となるほか、血中の中性脂肪やコレステロールの量の調節を助ける働きがあります。

また一部の多価不飽和脂肪酸には、脳神経の発達やアレルギー症状の緩和を助けるなど、ほかの脂肪酸にはない有効な働きがあります。

魚類や植物油に多く含まれ、常温では液状で存在します。不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられ、さらに多価不飽和脂肪酸には、n-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸などの種類があります。

不飽和脂肪酸 | 栄養素を知ろう!

不飽和脂肪酸には生きていく上で様々な役割があり、大きく2つの系統に分けることができます。

僕達が普段食べている食事には必ずと言っていいほど、油が使われていますが、使われている油の多くはサラダ油やゴマ油など、「ω6脂肪酸」を含んだ油です。

不飽和脂肪酸(ω3脂肪酸/ω6脂肪酸)は生きていく上で、欠かせない栄養素ですが、厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」でも、サラダ油、コーン油、マヨネーズ、べにばな油などに含まれている、【オメガ6必須脂肪酸】の過剰摂取が指摘されています。

「ω3脂肪酸:ω6脂肪酸」の摂取比率は「1:4」が理想とされていますが、現在の日本では「1:10~40」に及ぶ場合があるということです。

ω6脂肪酸の作用は「アレルギー促進、炎症促進、血栓促進、血液を固める」です。反対にω3脂肪酸の作用は「アレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制、血管拡張」となっています。

こう書いてしまうと、ω6脂肪酸は必要がないように思われるかもしれませんが、生きていく上で欠かせない栄養です。あくまで不飽和脂肪酸(ω3脂肪酸/ω6脂肪酸)を摂取バランスが大事と言えます。

不飽和脂肪酸について調べていた時、お肉と揚げ物が大好きな僕は、冷や汗をかきました。心当たりがありすぎたので、アトピーを治療するために食生活の改善を行いつつ、効率よくω3脂肪酸を摂取できる方法を探したところ、サプリで補えないかと考えました。

ω3脂肪酸は酸化しやすいため、サプリに防腐剤が含まれている物が多くありました。体に悪い成分を含まないものがないか、探したところ防腐剤を含まずに「ビタミンE」と「カテキン」のみというシンプルな配合で酸化から守られています。と記載があった「ハープシールオイル」を購入しました。

これも短時間で効果が表れることはありませんが、食事改善と同時に行なっていく事で、アトピーの治癒速度を確実に早めてくれたと思います。

青汁

「第58回 日本栄養食糧学会」でファンケルからアトピーと青汁について面白い発表がありました。

ファンケルでは、ケール青汁がからだの健康に及ぼす影響を研究し、これまでに、ケール青汁の成分がアレルギーの緩和に役立つ事を確認してきました。本試験ではアトピー性皮膚炎の人を対象に、ケール青汁を飲む習慣の有無と血中のアレルギー成分や肌状態との関係を調べました。

その結果、日常的にケール青汁を飲む習慣のある人は、飲む習慣のない人に比べて、血中好酸球数*が少なく(図1)、血清IgE値*も減少していることがわかりました。さらに、ケール青汁を飲んでいる人は、飲んでいない人に比べて、頬の角層水分量*が高いこともわかりました(図2)。

 このことから、ケール青汁を日常的に飲むことによって、体質が改善されアトピー性皮膚炎の症状が軽減する可能性が期待されます。

この記事を書いている最中に知ったので、僕は試していないのですが、IgE値が減少しているということですので、ケール青汁を飲むことで体質改善に役立つのではないでしょうか

環境的な要因

ここまでは体質的な要因について、僕に効果的だった治療方法を掲載しました。

ここからは環境的な要因についてお話して行きたいと思います。

アトピー性皮膚炎 – Wikipedia

入浴、シャワーにより皮膚を清潔に保つ

お風呂に入って、皮膚を清潔に保つ必要性はよくわかりますが、お風呂に入るとアトピーの湿疹箇所に痒みを感じるので、これを何とかして緩和出来ないものかと思っていました。

色々と調べている最中に、水道から出てくる水に塩素が含まれていて、その塩素がアトピーの炎症に良くないことを知りました。

水道に含まれる塩素について調べてみると、お風呂に入るとき水に含まれている塩素を除去するのはアトピーに効果的という、色々なサイトで記載されており、Amazonで塩素除去できるシャワーヘッドを調べて見ると、思っていたよりも安く、5,000円ほどあればレビュー評価の高いものに手が届いたので、早速購入します。

塩素が髪や肌に与える影響

まずは塩素が髪や皮膚に与える影響を調べてみたところ、塩素が水分に反応すると次亜塩素酸と塩酸を発生させることがわかりました。

次亜塩素酸および次亜塩素酸の塩類は酸化剤、漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤として利用される。

塩酸(えんさん、hydrochloric acid)は、塩化水素(化学式HCl)の水溶液。代表的な酸のひとつで、強い酸性を示す。

日本では毒物及び劇物取締法により塩化水素原体および10%を超える製剤が劇物に指定されている。

塩酸 – Wikipedia

色々なサイトを見て回ったのですが、塩素が肌に悪いと書いてあるものの、理由について突っ込んで書かれているサイトを見つけられなかったので、Wikiを調べてみたところ、塩酸、次亜塩素酸共に消毒や殺菌に効果があるため、皮膚の常在菌(皮膚にとっていい働きをしてくれている)を昇天させてしまう事がわかります。

塩素が含まれる事で、水を清潔に保つ、という大きな目的があると思うのですが、シャワーの水がアトピーの湿疹にあたった時、ピリピリとした痛みを感じていたのは、塩素が含まれている事が大きいのではないでしょうか。

実際、シャワーヘッドを取り替え、お風呂の蛇口にも塩素除去効果が期待できる物を取り付けたところ、あのピリピリとした痛みが軽減されました。

これとあわせて ホホバオイルを塗ることで、乾燥肌、アトピーの湿疹のかゆみがだいぶ和らいで、お風呂のストレスがかなり軽減されました。

同じように、お風呂に入りたいのだけど、上がった後の乾燥やかゆみがつらい、という方は是非試してください。

関連記事: お風呂とシャワーから塩素を除去してアトピーを改善させた方法

ナイロンタオルを中止する

元々ナイロンタオルは使用していませんでした。

薬局などに行くと売っている、肌にやさしいタオルと記載されている物を使用していたのですが、体を洗っている時、アトピーの湿疹部分にタオルが触れると、痛みや痒みを感じてしまうため、タオルの使用をやめました

ではどうやって体を洗っていたのかというと、石鹸やボディーソープを手にとって良く泡立て、その泡を手にとり、優しくなでる感じで体を洗っていました。

タオルを使用する場合に比べ、汚れが落ちるのか、というと疑問はありますが、タオルを使わなくても石鹸(ボディーソープ)に殺菌作用があるので、肌の弱っている僕には合っていたのだとと思います。

室内を清潔に保ち、適温・適湿の環境を作る

ステロイドの使用を中止して間もなく、頭部に脂漏性皮膚炎と思われる湿疹ができ、そのタイミングで、寝具のまくら、布団カバー、ベットシーツ全てを取り替えました。

寝具に原因がある、と断定は出来なかったのですが、会社と自宅を往復する毎日で、環境的な要因となりそうな物が限られている状況だったので、疑わしいもの全てに何かしらの対策を行いました。それほど、切迫した状況だったと言えるかもしれません。

寝具を取り替えたタイミングで、布団掃除機レイコップを購入し、こまめにかけ布団とベットシーツを掃除し、清潔に保てるよう、心がけていました。

アレルギーの方におすすめ!布団掃除機レイコップレビュー

室内の換気

ベット周りだけではなく、室内の掃除もこまめに行い、ハウスダストやほこりをなるべく少なく出来るよう心がけていました。

春になると空気清浄機を購入しようか、毎年悩んで見送る事を繰り返していたのですが、この時は即決しました。

規則正しい生活を送る

夜更かしを続けている状態は、朝起きて日が落ちたら寝るという、本来の生活リズムを大きく乱していると言えます。

夜更かしによって生活リズム、自律神経が乱れ、十分な睡眠時間が取れなかったり、メラトニンが不足してしまい、抗酸化作用が低下し、様々な悪影響を及ぼします。

また質の高い睡眠をすることで、成長ホルモンが分泌されやすくなります。

この成長ホルモンには、肌のハリ、弾力を維持するのに必要な皮下組織の水分量をキープする、肌のターンオーバーを促進し、古い皮膚を新しい皮膚に生まれ変わらせる効果があり、質の高い睡眠をとる事で、肌のターンオーバーを促し、アトピーの湿疹の早期回復に効果があります。

自律神経(針灸治療)

不規則な生活について、かなり心当たりがありました。不規則な生活やストレスが自律神経を乱す原因となる、となる事を調べていくうちに知るのですが、「交感神経」「副交感神経」のバランスの乱れがアトピーの要因の1つかもしれない、ということにたどり着きます。

自律神経のバランスが崩れ、副交感神経が優位な状態が続くと、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどのアレルギー性の病気にかかりやすくなる、という記述があり、解決方法を探してみるのですが、ストレスを感じないよう、リラックスする方法を見つける、だとか、生活改善を行い時間をかけて治療していく方法以外の方法が、なかなかみつかりません。

自律神経について調べている時、Google検索のサジェストだったのか、アドワーズ広告だったのか、記憶が定かでは無いのですが、「針、お灸」といったキーワードを見かけ、「自律神経 針 お灸」といったキーワードで検索をかけてみると、様々な鍼灸院のページがヒットします。

そこで「鍼灸院 アトピー 地域名」で検索を行い、良さそうな鍼灸院に予約の電話を入れ、通院を初めます。半年ほど通うことになるのですが、結論を言うと自律神経(交感神経、副交感神経)のバランスを整えるのに効果的だと思います。

もっと詳しく針やお灸に関して知りたい場合は、下記の記事を御覧いただけますと幸いです。※自分でできるお灸のおき方やツボの位置なども記載しています。

関連記事: 鍼灸治療(針・お灸)に通ってアトピーが良くなった話

刺激の少ない衣服を着用する(物理的刺激の場合)

上述している、ステロイドを使わない皮膚科で始めて診てもらった時の事です。

紺色のTシャツを着ていたのですが、先生に白いシャツを着るよう言われました。理由を尋ねて見ると、染色剤(何が使われているかわかならい)がアトピーに影響を及ぼす可能性があるという事をおっしゃっていました。

この場合、wikiで言われている物理的刺激とは、趣が異なりますが、Tシャツの色1つとっても、こんな影響があるのか、と感心しました。

帰り道、ユニクロでドライメッシュTシャツ(白)を買ったのですが、記事がサラサラとしていて、湿疹部分の逆剥けた皮に引っかからず、ずいぶんと楽でした。

価格もたしか1枚1,000円以下だったので、試してみてはいかがでしょうか。

爪は短く切り、掻破による皮膚障害を避ける

爪の間に汚れがたまってしまったり、かゆみに耐えられずに、伸びた爪で湿疹をかいて皮膚を破壊してしまったり。爪が伸びている事で、様々なデメリットがあります。

かかない、かかない、と強く思っていても、痒みに耐えられず、掻きむしってしまったり、寝ている間に無意識にかいてしまい、自己嫌悪に陥ってしまったり。

爪を切っておくことで、皮膚に与えるダメージを最小限に押さえる事ができます。また爪を切るだけでなく、切り終わった爪にヤスリをかけて、滑らかにしておくことも皮膚へのダメージを抑えるために効果的です。

まとめ

ここでご紹介している方法以外にも、良さそうだと感じた治療法を色々試しています

僕には合わないな、失敗したなー、と思うこともありましたが、アトピーに興味を持って、原因を追求し、対策方法を調べるという行為が、アトピーを完治させるために何よりも大切だったと思います

アトピーの治療に希望を持って、諦めずに取り組めた魔法の言葉。

アトピーは治ります。

皮膚科の先生に言われた言葉ですが、この言葉があったから自暴自棄にならず、ストイックに食生活の改善や生活環境の改善、アトピーの治療に取り組めました。

長文にも関わらず最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

あなたやご家族のアトピーがよくなることを、心から願っています:)

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コメント

  1. Michiyo K Tanaka より:

    JunkBoy さま
    拝見致しました。アトピーで悩む人にはとても参考になり、理解しやすく、すべてを始められなくても、選択をして改善への道のために、良い事を重ねていけると思いました。塗るだけでは改善しないのに、こういった指導をしている医療機関が少ない事に腹が立っていました(-_-;)
    アトピーさんにとってのマイナス要因を減らし、プラス要因が勝るまで、諦めずに治療をして頂きたいです。Facebook でシェアさせて頂きました。私自身もまだ完治に至っていないで、
    ”アトピーは治ります。” を目指して、プラスを重ねます(^-^) 私が通うアレルギー科の先生に
    ”治るわぁ”と言われ、嬉しかった事を覚えています!アトピーさんを応援する一人です!
    ご提供を心から感謝いたします。ご活躍をお祈り申し上げます。Michiyo K Tankana

    • Junk より:

      →Michiyo K Tanaka様

      コメントありがとうございます:)
      私の経験がアトピーを治療中の方にとって、参考になったのであれば、こんなに嬉しい事はありません。

      原因を知り改善し続ける事で、アトピーは回復していくので、そのポジティブなエネルギーを持ってがんばってくださいね!

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