人生

継母になります!奥さんも連れ子も幸せにしたい僕の忘備録

ステップファミリー

私事で恐縮ですが4月に入籍(予定)し、来月(3月)から奥さんになる人と一緒に住み始める事になりました。

奥さん(便宜上奥さんに統一します)には今年から小学生になる6歳の男の子がいて、僕は結婚すると同時にこの子の父親(継母)にもなります。

週末どこかに遊びに行ったり、約2年の歳月を3人で過ごしているので、男の子も懐いてくれているし大きな問題もないと思っており、一緒に住み始める事が楽しみで仕方がありません。

僕にとっては結婚は初めての経験ですし、親になる事も初めてです。もう少し言うと0歳~5歳の期間をすっとばして、6歳の男の子の親になってしまうわけなんです。

一緒に住み始めたら土日のどちらかは銭湯に連れて行こう、とか今年の夏は二人だけでプールに行ってみようか、とか。一緒に遊ぶことばかり考えていたのですが、エデュカチオ!というNHKの番組を観て、親(継母)としてどうやって子どもと接するのかを深く考えさせられました。

非常にためになる内容だったので、【本当の家族になるために必要な事】【継親の心得】【夫婦のコミニケーション】【理想のステップファミリー】番組で放送されたこれらの内容を僕なりに解釈しつつ、結婚後の心得としてまとめました。

結婚相手の連れ子と上手くいっていない方、僕と同じように結婚相手に子供がいる方、子供がいて再婚される方。これから家族が増える全ての方の参考になれば幸いです:)

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エデュカチオ!

独身生活も残り1ヶ月を切ったある日のこと。奥さんから「もし家にいたらNHKのエデュカチオ!(という番組)を見て」とメールがありました。

家でゴロゴロしつつ、購入したばかりのゴッドイーターバーストをしていたので、ゲームを中断してテレビをつけました。

ステップファミリー

子供の気持ち

テレビをつけると【ステップファミリー】という、聞きなれない言葉のテロップがババーンと出てまして、番組を見ているうちに再婚した子連れのファミリーの事を、そう呼んでいるのだと認識ます。

番組の内容ですが、ステップファミリーについて、尾木ママこと尾木直樹さんと、少年隊の東山紀之さんがVTRを見ながら話をする、といった内容になっていました。

普段テレビは見ないので、あまり芸能界の事情に詳しくないのですが、自分の中で東山さんはなんかこう…シュッとしているイメージだったんですが、この番組では我を出してしゃべられているなーと感じました。

恐らく自分の経験を元に喋られていたのだと思いますが、こうやって子ども(連れ子)と打ち解けよう的なVTRを見て、そんなにうまくいくかなー、と猜疑的なコメントをしたり、この番組に関してだけ言えば細かいところに難癖をつける子供っぽい人という印象を受けました。

ただ番組が進行するにつれて、東山さんが子供の時に母親が再婚した事がわかり、新しい父親と馴染めなかった体験がコメントの端々に滲み出ているのだろうな、と感じ始めます。

それを踏まえて話を聞いていると、細かい難癖をつけるなぁー、と感じていた事がお母さんや新しい父親に「本当はこうしてほしかった」「だけど上手くいかなかった」という思いから来ているのだという気がして、ご自身の立場を脇に置いた、ものすごいリアルな発言に聞こえ始めます。

出来ることなら、僕の息子になる男の子に「こうして欲しい」という不満を感じてほしくないし、感じさせたとしてもそれを解決して引きずらせない環境を作る事が大事だぞ、と気持ちを引き締めます。

本当の家族になるために必要なこと

VTRにステップファミリーの人たちが何組か登場し、コメントをしていたのですが、義父/義母の立場の人や、実父/実母の人、思春期に親が再婚してステップファミリーとなった子や、再婚相手にも同じ年齢の連れ子がいた子。様々なケースが紹介されていました。

エデュカチオを見始めてすぐは、VTRで紹介されるコメントに対して「そうは言っても色々なケースがあるだろうし、うちはうちだからなー」と思っていたのですが、東山さんを含めステップファミリーとなった子立ちのコメントにハッとします。

VTRはそれぞれが感じている不満だったり、気を使っている事だったり。僕が感じていたように、その家庭内で起こっている事がまず始めにみんなの口から出てきていました。

しかしVTRが進んでいくと、その問題点を解決するために…心から家族だと思えるように必要なのは時間なのだと、言葉が違ったり、言葉になっていなくても、同じことを訴えていました。

前述した東山さんの発言を含め、どのVTRからもリアリティが感じられ、”うちはうち”という目先だけの考え方ではなく、”本当に家族になるためには時間が必要”ということがステップファミリー全体に言えるのだということ。

それは子供に限ったことではなく、僕にも奥さんにも言える事ではい結婚しました。今日からお父さんって呼んでねというのは子供にプレッシャーを与えるだけでなく、”父親らしく”と気が付かないうちに自分自身にも負荷を書ける事になるのだと気が付きました。

エデュカチオ!では、家族であることをお互いに強要しすぎない、絶妙な関係を保ったステップファミリーをゆるふわ家族と呼んでいました。

継親の心得

継母の心がまえ

これはいい番組だぞ、観ているうちにそう思ったので、途中からまとめ的なのが表示されるとスマホで撮影していました。当初ブログに書く予定もなく、写真として見難いかと思いますが、文字ばかりというのもアレですので、掲載しつつリストにまとめていきたいと思います。

  • 無理にお父さん、お母さんと呼ばせない
  • “しつけ”は実の親に任せる
  • あせらず ゆっくり

しつけは実の親に任せる

継母に”こうしなさい”と言われるよりも、実の親に”こおうしなさい”と言われたほうが、子供にとっては聞き入れやすいそうです。

「あんたに言われたくないよ」と思ってしまう。(東山さんの意見)

ずばりこの言葉に集約されていると思います。

自分に置き換えて考えてみると、一緒に住み始めた父親だという人にこうしなさい、と”しつけ”をされるとまさに「あんたに言われたくないよ」と言っちゃうと思います。

“一緒に住み始めた父親だという人”ではなく、”一緒に住んでいる父親”という認識を持ってもらえるよう、まずは関係を作っていく事が”しつけ”よりも大事なことなのではないでしょうか。

夫婦のコミニケーション

大事なのは親同士のコミュニケーション

【大切なのは親同士のコミニケーション。子供の気持ちを尊重し、あせらずゆっくり前に進もう】

これ、すごく大事だと思います。常に意識できるよう、心に刻んでおこう。

例えば【実の親にしつけを任せた場合】、うちの場合は奥さんが”しつけ”をすることになりますが、仮に奥さんが「どうして私ばかりが子供にキツイ事を言わないといけないの?あなたも少しは言ってよ!」と思ったとします。

そんなに強く思っていなくても、こういう事って日常のちょっとした時に態度に出てしまうと思うんです。その態度から何かを察した僕がプレッシャーを感じて、”しつけ”だったり子供の将来のために何か言わないと…とか思って、「これはこうでしょ、こうしなさい」って言っちゃうのは、一番立場の弱い子供に夫婦のコミニケーションが上手く出来なかった【負の塊】的なものを押し付ける事になってしまいます。

ステップファミリーに限った事ではなく、一般の家庭にも言えることだと思います。

イチャイチャしたり、毎週一緒に出かけたり、そういうのも良いと思いますが、これから家族になるわけですから、家族みんなが無理なくコミニケーションをとれる環境を築く事を第一に考え、家族仲良くやっていこうと思います:)

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