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ドラゴンファングを攻略していて感じたパズドラ、シレンとの違い

ドラゴンファング、パズドラ、風来のシレン

通勤時、スマホでパズドラなどのゲームを一切せずに、ひたすらサッカーまとめを読み漁り、電車が空いてくるとvitaを取り出して俺屍2に興じていたのですが、俺屍2のセーブデータが消えてしまったので、電車の中で手持ち無沙汰になってしまいました。

そこで何かいい暇つぶしはないかとGooglePlayストアを見ていたところ【ドラゴンファング-竜者ドランと時の迷宮-】というゲームが目に止まります。評価も高かったので、なんとなくアプリ紹介ページを開いてみたところ、”ローグライク”という単語と、風來のシレンを彷彿とさせるゲーム画面が表示されていて、かなり好みの雰囲気。

待ってました!! トルネコやシレンにハマっていたので面白く期待大です。

いいです! シレンしてるみたいで面白いです!

超楽しい! トルネコやシレンとほぼ同じでも、アイテムがあまり持てないのでちょっときついです

レビューが短文で掲載されているため、なんとなくの雰囲気しかつかめませんが、実に気になります。レビューを眺めているうちに、いてもたってもいられなくなったので、ダウンロード開始!

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遊んでみた感想

ビールをちびちび飲みながらドラファンをプレーして気がついたら3時間が経過し、夜中の1時。スタートダッシュ期間だからなのか、スタミナが尽きる前にレベルアップするので、止め時がみつからない…ガクガク

スマホでゲームをする事をなんとなく敬遠していた僕ですが、これだけゲームアプリが面白いと、どっぷりとハマってしまいそうで怖いな、と戦々恐々としています。

※比較記事を書くために、パズドラもインストールしました。

簡単にシステムを紹介

風來のシレンやトルネコといったタイトルをプレーした事がある人は、ものの数分で要領がつかめると思います。大雑把に言うと、ダンジョン部分が不思議のダンジョンシリーズでシステム面がパズドラといった形。

ひたすらダンジョンに潜り、モンスターをガンガン育てていくゲームといっていいでしょう。

不思議のダンジョンシリーズやパズドラをプレーしたことがある、ということを前提にアクション面(?)は不思議のダンジョンシリーズとドラゴンファングを。システム面に関してはパズドラとドラゴンファングを比較しつつ、レビューしていきたいと思います。

不思議のダンジョンと比較

ドラゴンファングvs風来のシレン

風來のシレンやトルネコと比較し、大きく異る部分をみていきたいと思います。

ダンジョンに潜る目的

最も大きく異なる部分としてダンジョンに潜る目的が違います。

トルネコやシレンの場合、そのダンジョンをクリアーする事やアイテムの収集といった事が目的ですが、ドラゴンファングの場合はダンジョンに潜り、モンスター(以降ファングと記載)と経験値、お金を収集する事が大きな目的となっています。

収集することに比重が置かれているため、アイテムを駆使しながらダンジョンのクリアーを目指すといった側面は薄く(あるにはあるけど、縛りプレー的な要素かも)、出現するモンスターをなぎ倒しながらアイテム、経験値、ファングを多くゲットしたほうが効率よくゲームをプレーする事ができます。

ファングを育てる

プレーヤーは剣に3つファングを装着する事ができます。ファングを装着するとそれぞれのファングが持っているパラメータ(体力、攻撃力、防御力)が主人公であるドランに付与されます。

ファングの1匹1匹にスキルが設定されていて、ダンジョン内でターンが経過すると使用可能になります。スキルとパラメータのバランスをみつつ、3つという上限の中でやりくりしながら、ファングをどんどん強化していきます。

ダンジョン内のファングの役割

ダンジョン内で敵モンスターを倒すと経験値がたまり、これが一定以上貯まるとファングが覚醒していきます。覚醒するとパラメータがアップし、さらに覚醒したファングが攻撃を行ってくれるようになります。

覚醒はダンジョンを戻ると元(覚醒前)に戻り、ファングの覚醒が不思議のダンジョンでいうレベルアップの概念に近いものとなっています。

アイテムの所持上限

上に記載したレビューの中に「アイテムがあまり持てないのでちょっときついです」とありましたが所有上限は8個です。

不思議のダンジョンシリーズをプレーした事がある人にはお馴染みのアイテム効果を持ったものが数多く出現します。

  • 雷鳴の書→真空斬りの巻物
  • 入れ替えの杖→場所替えの杖
  • 封印の杖→封印の杖
  • 霊薬→弟切草
  • 火炎の薬→ドラゴン草

不思議のダンジョンシリーズで高難易度のダンジョンでは、遠距離攻撃で体力を半分以上持っていかれる攻撃にさらされつつ、アイテムを駆使し階段を目指す事がありましたが、ドラゴンファングではこういった遊び方は難しいと思います。

その理由は、アイテム数の上限が8個であるために、運良くアイテムを駆使してその階層をクリア出来ても、次の階層で主要なアイテムがないため、詰む可能性が高い事と、背伸びをして高難易度のダンジョンをクリアできても、経験値、お金、ファング(敵を倒して入手)といった見返りが少ないためです。

究極の高難易度ダンジョンを求めているようなシレンジャーの方は、このゲームに不思議のダンジョンの面白さを期待してプレーすると肩透かしを食らう可能性があり、そういった要素を期待している方にはあまりおすすめできません。

調整が必要だと思う部分

いただきストリートや桃鉄といったボードゲームって運に大きく左右される用に思われますが、運3割、実力7割だと僕は思っていて、その7割のプレーヤー依存のテクニックを磨くのが楽しいんですが、不思議のダンジョンシリーズにも同じことが言えると思います。

落ちているアイテムは毎回違いますが、プレーヤーのテクニックや経験で同じ状況でも、大きく結果が異なる事がたくさんありますよね。

不思議のダンジョンシリーズと比べると、ドラゴンファングはこういった要素が少なく、装着しているファングの強さに左右される部分が大きいです。

ただ、絶対的にそれが全てか、と言われればそうとも言い切れず「ファング8割、プレーヤーテクニック2割」といったところでしょうか。

難しいと思いますが、ここをもう少し調整できれば神ゲーに化けると思います。

パズドラと比較

ドラゴンファングvsパズドラ

次にシステム面がかなり似通っているパズドラとドラゴンファングを比較してみたいと思います。

パズルとローグライク

確かPSPのモンハンのインタビューだっと思うんですが、こんな記事を見た憶えがあります。

据え置き機から携帯機にフィールドを移すにあたって、1回あたりのミッションにかかる時間はかなり気を使いました。

というのもゲームをプレーする環境を考えた時に、家でじっくりゲームを楽しむのと、電車の中で楽しむのでは全く状況が異なるので、電車の中でプレーしていてちょうどいい時間、ということを強く意識しました。

1回あたりのミッションにかかる時間(5分未満)を見れば、パズドラとドラファンも携帯の強みを活かし、どこでもプレーができる事を意識していることがわかります。

これを踏まえてローグライクとパズルゲームという、それぞれのゲームシステムを比較すると、パズルゲーム…というかパズドラのシステムのほうが集中しなければいけない時間が短く、電車や外出先のちょっとした時間でプレーするには、向いている用に思いました。

ただ、ドラゴンファングも通路のアニメーションの高速化(カット)や、攻撃時味方のファングのモーションをショートカット出来るようになれば、かなりテンポがよくなると思うので、今後に期待したい部分です。

進化合成がない(よね?)

パズドラにあってドラファンにないもの。それは進化合成!

今のところ進化合成がないので、育成システムに奥行きがあまり感じられません。ドラファンが2次元だとするとパズドラは3次元みたいな。

今後確実に実装される部分だと思いますが、これがあるかないかで”飽き”の部分が大きく違ってくると思うので、実装が待ち遠しい箇所です。

UIが使いやすい

コントローラーを使わずにスマホでローグライクなんて、操作しにくくてやってられないんでは。と思っていましたが、操作しやすいw

100点満点ではないですが、90点くらいはあると思います。UIが悪いと操作がストレス、負担になるので長期間やろうと思えませんよね。

無課金にやさしい配慮

ドラゴンファング無料エメラルド取得

課金要素であるエメラルド(ガチャやスタミナ回復に使用)ですが、課金しなくても1アカウントあたり、50個まで無料で手に入れる方法があったり、1日1個確実にエメラルドを入手する方法があります。

ゲーム内のショップメニューにある「無料でエメラルド」をタップすると「ドラファンコード入力でゲット!」と「ドラファンコードを教えてゲット」という項目が表示されます。

「ドラファンコードを教えてゲット」に表示されているコードを人に入力してもらうことで、1アカウントにつきエメラルドを50個まで入手する事ができます。

※現時点で50回使用した後、ドラファンコードが再発行されるかどうか不明です。ご存知の方いましたらコメントで情報いただけるとありがたいです。

「ドラファンコード入力でゲット!」では1日1回、他の人のコードを入力する事でエメラルドをゲットできます。

GooglePlayのレビューに投稿するのもいいですが、アカウント情報の後悔に抵抗がある人は下記掲示板でコードのやり取りが行われています。

ドラファンコード掲示板

リセットマラソン(リセマラ)方法

これからドラゴンファングを始める人はリセマラがあるのを知っておくといいかも知れません。

1.チュートリアルの最後にプレミア召還を1回行ないます。
2.欲しいファングが入手できなかったらアプリを削除して1を繰り返します。
所要時間は約10分ほどです。

1回10分という根気のいる作業なので、ちょっと僕はやめておきました。パワプロでセンス◎を出すよりしんどいなんて考えただけで…(白目)。

あと、1回毎にアプリを削除してインストールを行うっぽいので、端末に通信制限がある人はwifiのある環境でやった方がよさそうですね。

評価/レビュー まとめ

パズドラ、不思議のダンジョンシリーズと比較し、なんだか辛辣な意見ばかりになってしまいましたが、ドラゴンファングは面白く無いのか、と言われればそういうわけでもなく、現状でも充分に面白いと思います。スマホアプリという特性を考えても、今後のアップデートで改良されていくのは必定でしょう。

しかし、今ガッツリ遊びたいんだけど、いいアプリない?と聞かれれば、パズドラをおすすめするかなー。

運営のやる気もあり、潜在能力はかなり高く、将来パズドラ、モンストといった大御所に並ぶ可能性は充分にあると思うので、その可能性にかけ後発組に超えられない壁を作っておきたい人は今からガッツリやると幸せになれるかもしれません。

おすすめできていないけど、ドラゴンファングおすすめです:)

無課金でやる場合

無課金でガッツリやろうとするとエメラドが足りず、ガチャやスタミナ回復できなくなるため、いくつかアプリを回しながらやると丁度いい感じでした。

最近特に面白いなーと思っているのがモンスト。スタミナ回復等の待ち時間に遊べて、面白いので是非やってみて下さい。

【Android用】
ひっぱりハンティングRPG!
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