2014年マストバイな野球ゲーム…ここ数年で一番熱中したかも知れないのが「実況パワフルプロ野球2014」です。
パワプロ2014に栄光ナインというモードが搭載されているのですが、シミュレーション好きな僕にとって栄光ナインは神ゲーでございます。
一度手をつけはじめたが最後、時計を見ると2時間単位で時間が進んでいるという時間泥棒っぷり。
2014年10月23日に発売されてから、1ヶ月半ほど経ちますがこのモード以外プレーしていません。
パワプロの代名詞「サクセスモード」ですら追随を許さない、恐ろしいモードになっているのです。
Vita版を購入しましたが、携帯機の手軽さもあいまって寝る前にちょっとだけ…気が付くと深夜2時という事が頻発するので、お好きな方はご注意を。
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ざっくり概要を説明すると、高校の監督になって弱小校を甲子園優勝に導くモードです。
とは言っても甲子園で優勝する事がゴールではなく、あくまで目標の一つといった感じで、一番の目的は能力の高いオリジナル選手を送り出すことだったりするので、ゴールがなく好きな人は永遠と栄光ナインモードを回し続けられる、しびれる(恐ろしい)仕様になっています。
栄冠ナインモードですが、実は2007年にPS2で発売された「実況パワフルプロ野球14」以来の復活となっており、今よりも若くて体力のあった当時の僕を衰弱させる程の威力を持ったモードでした。
当時の仕様に加え今回から、プロ野球選手(現役/OB)が新入生として入ってきたり、対戦相手の高校のエースとして登場したりするんだから、たまりません。
新入生にやたら能力の高いキャッチャーがいるなー、と思ったら田淵だったり、地区予選の2回線で対戦相手のエースが岩隈で発狂しそうになったり…感情移入しやすくドラマティックな展開が生まれやすいんですよね。
栄冠ナインのゲーム進行について簡単に説明しますね。
すごろくを思い浮かべてもらうとわかりやすいんですが、マイナスのマス(赤)、プラスのマス(青)、休養のマス(緑)と言った感じで様々な効果を持ったマスが並んでいます。
このマスを進みながら日程を進行していくのですが、1マスが1日となっており、3マス進むと3日日程が進むといった具合になっています。
プレイヤーの手元に数字と練習内容が記載されたカードが配られ、配られたカードの中から1枚選択すると、カードの練習内容にそって記載された数字の数だけマスを進んでいく形となっています。
慣れてくると、夏の間はバッティング練習を中心にさせつつ、練習試合カードが配られるのを狙っていく、なんていう感じでほんのり戦略性もあるため、試合以外の育成部分もガッチリ楽しめます。
栄光ナインは上述したとおり、日程を進行しつつ試合をこなし、高校球児達を鍛えあげていく(パラメータを上げる)わけなんですが、自分が監督として在籍している学校にもパラメーターが存在しています。
「弱小」→「そこそこ」→「中堅」→「強豪」→「名門」
名門に近づけば近づくほど、グランドレベルが上がって選手育成時の経験値が上がったり、入ってくる質や部員数が上がったりと、様々なメリットがあります。
このステータスは試合に勝つことで少しづつ、蓄積されていき一定の値に達すると、評判がUPする仕組みになっています。
ゲーム性として甲子園優勝が各年の最大の目標となっていて、地区予選から試合を勝ち抜いていくわけなので、基本的に頂点に向けて連勝街道をひた走る事になります。
そのため、試合に勝った場合の名声の上昇率は少なく、一度でも負けると大きく名声は下落します。
また基本的にトーナメント形式になっているので、地区予選などの序盤で試合に負けてしまうと、その分試合数が少なくなり選手が得られる経験値の絶対数が少なくなるため、名門まで上り詰めたからといって、油断していると一瞬にして中堅、そこそこクラスまで転落してしまいます。
このシステムのおかげで、長い時間ゲームをプレーし、ステータスをアップさせても試合中は一瞬足りとも気を抜けないため、常に緊張感を持って遊べます。
試合中、選手を操作して攻撃や守備を行うわけではなく、監督として選手に支持を出します。
日程の進行画面と同じように、数字と指示内容が書かれたカード(バント、ヒットエンドラン、などなど)が手札にあり、その内の一つを選択する事で選手に支持を出します。
同じ指示内容のカードでも数字の高いカード程、進塁打になる確率や三振を取れる確率が高くなっていきます。
攻略の成否を分ける重要な要素となっている「試合」ですが、選手の能力(例えばオールAとか)が高いからといって、必ずいい成績(打率、防御)を残せるわけではありません。
選手との間には「信頼度」というステータスが存在していて、監督との信頼度が高い選手ほど、数字の高い指示カードが手元に配られやすくなります。
もちろん、選手固有のパラメーターが高ければ高いほど、結果を残しやすくなりますが、数字の低い指示カードではなかなか結果につなげる事ができません。
この信頼度は進行時のポジティブなイベントだったり、「食事会」「進路指導」といったカードを使うことでアップさせることが出来るのですが、試合に出場させることで複数人の信頼度を一気に伸ばす事ができます。
学校に3年間在籍している3年生は、基本的に信頼度が高い状態にあり、入ってきたばかりの新入生の信頼度は低いという状態が毎年繰り返されます。
地区予選の初戦など、対戦相手が弱小校であることが多いのですが、こういった試合は3年はベンチに回ってもらい、新入生の中で将来チームの軸になりそうな選手を起用することで、1、2年生の信頼度を大きくアップさせるチャンスになります。
このチャンスを利用して信頼度を獲得していくことが未来のチームの強化に繋がるため、自分の中で定石となっているのですが、試合の流れが大きく対戦相手に傾くと、代打や守備交代などを使って3年のレギューラー陣と入れ替えたところで、時すでに遅し…という事が割りとあります。
このあたりも、対戦相手にかかわらず気の抜けない要素に繋がっていたりするので、現行のチームを育てつつ結果を残し、同時に未来のチームも育てるといった感じで、シミュレーションゲームが大好きな僕にとって、脳汁でまくりの要素です。
栄冠ナインに加え、ペナント、サクセス…etc。やりたいモードは色々あるんですが、vitaの電源をつけると、栄冠ナインの進行マップが表示され、ちょっと進めるかのつもりが深夜2時…サクセスをやっている暇がありませんw
vitaと栄冠ナインのコンボは想像を絶するほど強力!
「サカつく」も初代からずっとプレーしていて、大好きなタイトルなんですが、プレー時間が増えゲーム年数の経過と比例してガンガンクラブが大きくなり、最後は独走状態でただ有力選手を集めるだけ、といった状態になりますが、この栄冠ナインは這い上がっては叩き落とされ、叩き落とされては這い上がりの繰り返しなので、サカつくでJ1に上がるまでが一番楽しいと思ってる方、お・す・す・め♥
というわけで、Vitaを持っていて、面白いシュミレーションゲームを探している方は「実況パワフルプロ野球2014」で間違いなし!
長嶋茂雄さんが僕の高校に新入生で入ってきた時、評判は「強豪」だったし、この年代で甲子園優勝するんや!と意気込んだのですが、在籍中はなぜか地区予選すら突破できず、ドラフトで1位ではなく5位指名されている姿を見て、自分の手腕のなさを嘆きました。
あいつ…一茂だったんや…。ワイのせいやない!
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