日本よもやま話

もし痴漢に間違われたら?冤罪を防ぎ真犯人を見つける方法を考えた

痴漢防止

先日ネットサーフィンしていると、こんな記事が目に止まりました。

痴漢に間違われた時「絶対にやってはいけないこと」 弁護士8人に聞いてみました

自分の名誉のためにいっておきますが、決して痴漢をしたいわけではありません。「それでもボクはやってない」という映画や、(たしか)カバチタレを見て以来、痴漢に間違われたり、女子高生に仕組まれて痴漢に仕立てあげられたらどうしよう、と震える子羊となった僕の前に”弁護士”、”絶対にやってはいけないこと”なんて文字が踊っていれば、興味津々でクリックしちゃいますよね。

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結局正解がない

実際に8人に聞いているので、嘘では無いんですが、記事を読んでみて釣り針はでかいと感じました。

「絶対に逃げて下さい」という弁護士もいれば、「逃げないで下さい」という弁護士もいる。共通しているのは、絶対に駅員室に入ってはいけない、ということですが、こちとら震える子羊。残念ながらそんな初歩的な事はすでに学習済みです。結局正解なんてなくて誰にも答えがわからない、という絶望を受け止める結果に。

震える子羊のぬか喜び。相変わらず冤罪に震えつつ、タイトルに釣られた気がして怒りに肩を震わせる。実際にはそんなに怒ってなくて、言いたかっただけなんですけども。

突然閃いた何か

この記事を読んだ次の日に乗り込んだ通勤電車が相変わらずの満員電車で、痴漢の記事を思い出してやだなー、と思っていたんですよ。

ドアが閉まってギュウギュウの車内、不覚にもかばんを両手で持った状態で押し込まれるようにして、電車に乗ってしまったので、僕の腕の位置は腰あたり。まず動くことが難しいし、下手に腕を動かすと触ってますよー、という感じになるので手を動かすことはできない状態。仮に前の人が痴漢にあっていて、間違えて僕のことを「この人痴漢です!」なんて言いだそうものなら、言い訳のしようがありません。

裁判で教師の方が冤罪になった事例をニュースで見た記憶があり、たしか片手で携帯、もう一方の手で吊り革に捕まっていたことを、近くに乗っていた乗客が証言して、それが決め手になったということでした。

圧倒的不利!心証最悪!

というわけで、最悪の事態に備えて脳みそをフル回転させてみます。

恐らく、口で違うと言っても信じてもらえない。相手は辱めを受けて、心が傷つき、勇気を振り絞って「この人痴漢です」と言っているはず。では、どうすればいいのか…。

ダメだ!色々とアイデアは浮かぶけど、泣いている被害者、周りの人の罵声と白い目、駅員に事情を聞かれ、こちらまで来てもらえますか、と言われる未来しか見えない。ちくしょう、誰も信じてくれない…。というところまで妄想が進んだところで、圧倒的閃き!

日本の働く男性を冤罪から守ってくれる上に、本当にやっていたやつは罰せられる、素晴らしいアイデアがピカッと閃いたのです。

冤罪撲滅のために

2014年7月現在、ブラジルワールドカップが終わったばかりですが、今大会も疑惑の判定と騒がれた判定が数多くありました。ビデオ判定を導入すればと言う声が昔からあり、これに対する反論が試合の流れを止めてしまうから、というもの。サッカーファンとしてどちらの意見もわかる気がします。

さて、本題に戻って痴漢の話。

冤罪もいわば疑惑の判定なわけですよね、車内にビデオが導入されればビデオ判定ができるんでしょうけど、プライバシーの観点から望み薄。しかし、しかしですよ。サッカーとは違って、痴漢という行為には明確なフラッグが存在する事に気がついてしまったんですな!

発表しましょう、ズバリ疑われた瞬間、フラッグ(あそこ)が立っているか、そうでないかを周りの男性乗客に判断してもらえばいいのではないでしょうか。何故、弁護士はこんな事に気が付かなかったんでしょう。

バカな事を、とおっしゃらずに、まぁ聞いて下さい。痴漢についてやった、やってないの判断は被害者の方の主観によるところが大部分を占めると思います。他の誰かが実際に触っていて、自分と間違われて「この人痴漢です」と声を挙げられた場合、被害者の方は前述したような決断をして覚悟を決め、声をあげられている上に、周りに他の乗客の方もいるし、簡単に自分の意見を変えられるとは思えません。本当にやっていないのに、証拠もないし、皆の心証は最悪なところからスタートしてしまうわけです。

ここでもし、さっきのアイデアが日本の共通認識になっていれば、フラッグが立っているか立っていないか、を判断するところから始まることになります。ここでフラッグが立っていなかった場合、被害者の方を含め、皆の心証はどうでしょう。恐らく、フラッグ制度が無い時と同じように、いきなり白い目で見られる確率は減るはずです。少しはこの人じゃないかも…という認識が生まれますよね。

さらにフラッグを確認する審判団の中に、みょうに前かがみになっている奴がいたら、真犯人の合図です。「ちょっとフラッグ確認させてもらえますか?」と思い切って尋ねましょう。

到底流行るとは思えないけど

なんて事を考えていたら、痴漢に間違われる事もなく、乗り換え駅に無事についていました。
面白半分に書いていたり、突っ込みどころは沢山あるかと思いますが、たたき台としては良いアイデアだと思っています。体は嘘をつかないし、欲望に負けて興奮しながら行為に及ぶのでしょうから、フラッグの精度は高いと思うんですよね。

フラッグ制度を世に広めたい、痴漢に一石を投じたいという方は是非SNSで共有していただけると幸いです。

痴漢ダメ絶対!
冤罪ダメ絶対!

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