もともと敏感肌(乾燥肌)だったこともあり、アトピーが完治した今でも使っている物の一つがこのホホバオイルです。お風呂あがりに数滴手に取って肌や髪にに馴染ませるだけでいいので、お手軽で重宝しています。
炎症で肌がガサガサになるアトピーに対しても効果的なので、敏感肌、乾燥肌の肌荒れや痒みにも有用なのはいうまでもありません:)
アトピーの方で、痒みに耐えられず皮膚を掻いて壊してしまっている方は、お風呂あがりにホホバオイルを使うことで、痒みを感じずに過ごせるようになるため、是非このエントリーを読んでみて下さい。
※アトピーだけでなく、乾燥肌の痒みにも効果を発揮してくれます。
PR
撮影日:2014年8月9日
※「表示」ボタンを押すと、完治する前のアトピー画像(腕)が表示されます。自分で言うのもなんですが、割と気持ち悪いので見ないほうがいいかもしれません。
「アトピー ホホバオイル」といったキーワードで検索してこのページに辿り着いた方に知っておいてほしいこと。
アトピーの症状が出始めて、すぐに皮膚科にいかなきゃ!と思ったくらいですから、アトピーというのは肌の病気だと思い込んでいました。
しかし、色々と調べている内に食生活の乱れ(暴飲暴食など)により内臓にダメージが蓄積され、その結果皮膚に炎症が起きていると言うことを知り、かなり驚きました。
あくまで結果として皮膚に炎症が起きているので、原因である生活習慣を改善しないことには、どんな高価な薬や、高額の治療を受けても完治する見込みは薄いと言うことを、まず知っておいて下さい。アトピーを治すために大事なのは、生活環境、 食生活を改善する事です。
僕の場合、生活環境を改善しながらインターネットや皮膚科の先生から情報を仕入れ、効果のありそうだと思ったものを実際に使用してみることで、アトピーが改善し、完治していきました。(また別のエントリーで紹介したいと思いますが、効果を実感できなかったものもありました。)
アトピーの他に頭部とおでこに脂漏性皮膚炎を患っていて、脂漏性皮膚炎に対して「コラージュフルフル」というシャンプーが僕には効果的だったことを このエントリーで書きました。
体の汗がたまりやすい部分にアトピーの症状が出ていたんですが、こちらは頭の脂漏性皮膚炎(真菌による肌の炎症)とは違った、一般的なアトピーの症状だったためコラージュフルフルを使用して、真菌を洗い流してもあまり意味はないんだろうなと思っていました。
シャンプーをコラージュフルフルに変えてから、1ヶ月程度で脂漏性皮膚炎の症状は治まってきたのですが、体のアトピーの症状に劇的な変化(食生活、生活環境の改善で徐々に良くなっている感触はあった)はありませんでした。
お風呂から上がった時、アトピーの炎症がある箇所に痒みをおぼえる事が何度かありました。また、肌が乾燥して白くなってしまう箇所があったので、これらを何とかしたいと思いつつ肌への刺激が少ないナチュラル(天然成分)な物を調べていた結果、ホホバオイルが良さそうだぞ、とあたりをつけます。
色々と乾燥肌やアトピーに効果のありそうな物を調べていて、なぜホホバオイルが良さそうだと思ったのかをまとめて行きたいと思います。
ホホバオイルは名前の通りアメリカに生息するホホバという多年草から抽出されたオイルです。人工心臓の潤滑油としても使われていて医療分野でも安全性が立証されているとのこと。
医療分野…ましてや心臓の潤滑油として使用されているということなので、皮膚に影響を与える可能性が少ない事が簡単に想像できますよね。
ステロイドでひどい目にあった僕にとって、一番譲れない部分だった「皮膚への影響が少ないナチュラルなもの」が完全に満たされていました。
ホホバオイルについて調べていると、精製されたものと無生成のものが存在し、下記のような違いがあることがわかります。
無精製のホホバオイルは、ゴールデンホホバオイルと呼ばれる、最高品質のホホバオイル。オイルを抽出するホホバのグレードも高い場合が多い。
なるべくピュアでナチュラルなものを探していたので、ここはゴールデン一択だなーと思いました。
無生成のものと比べて値段は若干はりますが、低品質な物を使用して効果がなかったら安物買いの銭失いですし、効果がなかったのに高品質な物を買い直すか、と言われたらそれはないかなーと考えました:)
人の皮脂に含まれている成分で、角質層の20%~30%に含まれています。このワックスエステルという成分が外界からの異物を防ぐ役割をはたしているのですが、不規則な生活によってうまく皮脂が分泌できなくなると、肌が乾燥し、荒れてしまう原因になります。
ホホバオイルはワックスエステルを含んでいるので、使用することでワックスエステルを補充し、外界からの異物を防ぎ、乾燥や肌荒れを防止する効果が期待出来ます。お風呂あがりに肌が乾燥して、白く粉を吹いたようになってしまうのを防げそうですね:)
黄色ブドウ球菌はアトピーの炎症を起こす大きな原因のひとつであると言われています。
ミシガン大学のホホバオイルについてのテストでは、「カンジダ菌、ブドウ球菌アウレウス(黄色ブドウ球菌)やシュードモナス菌を含む、一般的な皮膚に悪影響を及ぼすバクテリアのうちの5つが、ホホバオイルの中で生き残ることができない」ことを明らかにしました。
参考:ナチュラルオーケストラ
生活改善を行っている、とはいえアトピーの炎症はすぐに治まりません。
特にアトピーがよくなってくるまでの期間、お風呂あがりの痒みや乾燥をなんとかしたいと思って、色々調べていたところだったので、ホホバオイルはまさにドンピシャでした。
ホホバオイルを試して見ることを決意し、ネットでググってみるとかなり色々な種類があることがわかります。無印良品でもホホバオイルを売っていたりするようなんですが、こちらは精製されたホホバオイルらしく、ゴールデンではないので今回はパス。
さらに調べていたところ、「ホホバオイル」で検索して広告で表示された一文に目が止まります。
「高品質ホホバオイルは NATURAL ORCHESTRA 100%オーガニックなので、敏感肌でも安心」
僕もWEBの仕事をしていて、リスティング広告を出したりするんですが、広告文に入力する文字列は「お客さんに一番伝えたい事」を入力します。広告文はクリック率に影響する上に、実際にクリックされるとお金がかかるので、広告文で期待を煽ってサイトに行くと内容が違いすぎてがっかり、という状態だとECサイトとしても損なんです。
ちょっと話が脱線しましたが、この広告文を見て「まさにコレかも」と思ったのでサイトを見てみることに。サイト自体は昔からあるECサイトといった感じですが、コンテンツ(ホホバオイルについて書かれてある)が大学のレポートなどに基づいて書かれており、かなりしっかりしています。
高品質で100%オーガニックなんて、さぞかしお高いんでしょう?とお値段をみると、お試し用が3,000円程だったので、そのまま購入しました。これが1本1万円とかならゴールデンではない精製された無印良品のホホバオイルを考えたかも知れません。
数日後、商品が届いたので早速お風呂上がりに使ってみました。ホホバオイルを1滴手のひらにたらし、両手をこすりあわせた後、白く粉を吹いている箇所に塗ってなじませます。白く粉を吹いた用になっていた部分が、しっとりとしていい感じ。
さらに保湿効果が高いのか、時間が経っても肌が白くなってしまうようなこともありませんでした:)
次に炎症(アトピー)を起こしていて、痒みのある部分に同じように塗りこみます。じゅくじゅくと汁っぽい箇所もあるんですが、余計に汁っぽくなるという事はなく、すーっと伸びてコーティングされ、いつの間にか痒みの事を忘れている感じ。ステロイドとは違い、副作用がないのも大事なところですね。
このホホバオイルを使うまでは、痒さに負けてついつい炎症が起きている部分を掻いて皮膚を壊してしまい、よりアトピーが治りにくくなるという悪循環を起こしていたんですが、ホホバオイルを塗ると痒みが治まるため、炎症を直すのに大きな役割を果たしてくれました。
今でもステロイドをずっと塗っていた部分がたまにカサつくんですが、その場合もホホバオイルを塗って寝ると、翌朝気になりません。
1つの炎症箇所につき、1滴という感じ(伸びがいい)で使っていたんですが、半年近く使ってやっと使いきれる感じだったので、コストパフォーマンスはかなりいいです。
乾燥した箇所や炎症部分に使うだけでなく、お風呂あがりに髪にささっとなじませれば、しっとりいい感じで髪をまとめられたり、100%オーガニックなので子供の「あせも」なんかにも気軽に使えて重宝しています。
アトピーに悩んでいる方、敏感肌、乾燥肌の方、気になったら是非1度試してみてください:)本当におすすめです。
コメント