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超気持ちいい!おすすめトラックボール ケンジントンSlimBladeTrackballレビュー

職場では仕事、自宅ではゲームと毎日10時間以上PCの前で過ごしているので、少しでも使い心地の良い、良質なマウス、トラックボール、キーボードを使用したいと常日頃から思っています。

職場の人や友人から信じられないと言われつつ、2万円超のキーボードを買ってみたり、【使って気持ちがいいのがいいじゃない( ゚∀゚)】をモットーにデバイスを選んでいます。

10年近く使っていたトラックボール「Microsoft Trackball Explorer」ちゃんの調子がいよいよ悪くなってきたので、Amazonで「ケンジントン 【正規品・5年保証付き! 日本語パッケージ】 SlimBlade Trackball 72327JP」を購入しました。4,000円OFFで購入できたのは嬉しい誤算:)

10年近く使っていただけあって、今まで使っていた「Microsoft Trackball Explorer」ちゃんの使い心地も非常に良かったんですが、使用し始めてすぐに買い替えてよかった、と思わせてくれた「SlimBlade Trackball」ちゃんのどこがいいのかレビューしていきたいと思います。

※とにかく使い心地がよくて、気が付くと無意味にボールを転がしたり、横回転させた時にチキチキチキと非常に気持ち良い音が出るので、音を出して悦に入っています:)

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トラックボールって使いやすい?


職場でトラックボールを使っていると、ゴツイの使ってますねとか、これどうやって使うのとか、珍しがられることが多いので、まずはトラックボールについて紹介したいと思います。

トラックボールに向いてない作業

マウスとトラックボールを自宅と職場で使い分けていますが、これには理由があります。RTS(リアルタイムストラテジー)やFPSといったゲームをプレイする場合にトラックボールはあまり向いていません。

ある程度トラックボールでも正確な操作は可能ですが、1つのミスが状況を左右してしまうようなゲームにおいては”正確な操作”ではなく”ミリ単位の精密な操作”が求められる場面が多々あるためです。

こういった”ミリ単位の精密な操作”が求められる場合はマウスの方がより正確に操作することができると思います。

トラックボールに向いている作業

逆に職場ではミリ単位の精密な操作を日常業務で求められる場面はないに等しいため、トラックボールは持ってこいです。狭いスペースで画面の端から端まで指先一つでボールを転がし、マウスカーソルを移動出来ます。

マウスの様に持ち上げて動かす必要がないので、操作負担が少なく作業に集中できます。なんだそれだけか、と思われるかも知れませんが、これがなかなか大きなアドバンテージなのです。

操作時の手の動きですが、マウスは肩から先を動かさなければいけないのに対し、トラックボールは手首を固定し、指先だけで操作を完結できます。僕はマウスだと知らず知らずのうちに前傾姿勢になっている事が多いのですが、トラックボールだと稼働させる範囲が少ないので、椅子の背もたれに持たれたまま、楽な姿勢で作業が出来るのはかなりありがたいですね。

一日中PCに向かって作業する職種など、PCに向かう時間が多ければ多いほど恩恵を受けられるはずです。

迷わず決めた理由

5年前、勤めていた職場で上司が「SlimBlade Trackball」ちゃんを使用していました。その時は「Trackball Explorer」ちゃんも絶好調だったので、なんとなくカッコエエな、くらいに思っていたくらいで気になっていたわけでもかったのですが、トラックボールの買い替えを検討し始めた時、知らず知らずの内に「SlimBlade Trackball」ちゃんがほしいと思っていました。

褒めているのかけなしているのかよくわからない表現ですが、【コレ何に使うんだろう】感が他のトラックボールに比べて別格で、しかも高級感があったので知らず知らず強く印象に残っていたんでしょうね。

一見何に使うかわからない機器のボールを転がしながら使いこなしている姿は少年心をくすぐりませんか?僕は思いっきりくすぐられてしまいました:)

またAmazonのレビューが好評化だったことも決定打になりました(2014年3月現在「★4.2/50レビュー」)。レビュー内容もデバイス好きな方が、使用感の良さに対して純粋にレビューを書いていらっしゃる印象を受けました。※一部抜粋

Logicool のトラックボールがすきだったのですが,こちらに乗り換えてあまりの高級感と安定性に驚いています。ボタンの重厚感を含めたデザインも非常に気に入っています。もうこれ以外のトラックボールは考えられないぐらいです。

自分はハードウェアや基本ソフトウェアの変更に影響されにくい、一般的なUSB接続であることを条件に、自分にとってお気に入りのスタンダードなデバイスを、長いスパンで使う!というライフサイクルに決めています、この商品は値段は高いですが、快適さ!確実さ!という見返りがある良い商品と思います。

これから10年一緒に戦っていく相棒はお前しかいない!という事で、他の製品と迷うことなく購入。直感は正しかったのか!使用感はいかに。

実際に使ってみた感想

見た目

到着後、箱を開封して机に置いてみました。ボディーの光沢に室内灯の光が映り込み高級感を演出していてカッコイイ!

1点残念なのは、本体の左側に「Kensington」と記載されたゴム質のタグがニョキッっと突き出しているのが、安っぽく違和感ありありで残念。なぜこの仕様にしてしまったのか…。遠くから見るとそこまで目立たないですが、見た目を気にする人は気になるかも。

使っている分には特に手にあたるわけでもないので問題なし。

ボールのすべり

非常にいいです。気持ちいい。

10年近く使っていた「Microsoft Trackball Explorer」ちゃんと比較するのは可哀想ですが、指先で軽く転がすと大きなボールがひっかかりがなくシャーっと滑っていくのがたまりません。

マウスカーソルの設定にもよりますが、軽く転がしただけでデュアルディスプレイの端から端までカーソルを移動させることができます。使い始めはボールの大きさが違ったので、かなり違和感がありましたが、使っているうちに違和感は解消されて、任意の場所でピタっと止められるようになりました。

4つのボタン

本機には4つのボタンがあるのですが、右手でトラックボールを操作している僕にとって、左上のボタンは押しにくく正直空気です。

Amazonのレビューでも何人か記述している方がいたので、手の大きさに関係なく、押しづらい位置にあるボタンと言えそうですね。

後述する「TrackballWorks」というドライバソフトをインストールすることで、それぞれのボタンに対して動作を割り当てられるので、使用頻度の高くない動作を割り当てておきましょう。ちなみに僕は「進む」を割り当てています。あまり使用頻度が高く無いとは言え、操作しづらいボタンがあるのは残念。

ボタンの押し心地

クリックする度に、カチッ、カチッ、と気持ちのいい音がなります。ボタンを押した感じは重くちょっと深めで気持ちのいい押し心地です。しっかりしたクリック感と音でボタンを押している事を認識させてくれので、あれ?クリックしたと思ったのに…ということはまずないと思います。

難点は気持ちがいいので無駄にクリックしたくなります( ゚∀゚)

スクロール

「SlimBlade Trackball」ちゃんにはスクロールボタンがありません。あるのはボールと4つのボタンだけ。

ではどうやってスクロールするのかと言うと、ボールの周りにある銀色の丸い円の部分をなぞりながらボールを動かします(ボールの縦軸を動かさずに横回転させてやります)。そうするとチキチキチキチキと小気味良い音を立てながら、スクロールすることができます。

これが最高に気持ちいい。もうとにかく試してほしい!子供の頃に遊んでたスライムもこんな気持にさせてくれたなぁー、と調べてみたらありました。このスライムのレビューが言い得て妙なので、一部抜粋します。


昔も今も変わらず、ひんやり気持ちいいスライム
ぐにゃぐにゃいじってると不思議と心が落ち着くね~
やっぱりスライムで遊ぶのは楽しいぜ!

子供とお友達に買ってあげましところ冷たいトロトロ感触がたまらないみたいで気持ち良いと夢中で遊んでいます。イイストレス解消にもなってるではないでしょうか^ ^コッソリ私も触ってみるのですが気持ちがなごみますよ^ ^

これと同じで心が和むというか、落ち着くんですよね。無駄にボールを横回転させたくてしょうがなくなります。クリック感といい、スクロールといい、気持ち良すぎ!!\(^o^)/

手を置いた時

“握る”事を全くしなくていいため、ソファーの肘掛けに腕を置いて先端の丸っこい部分に手を添えている感じに近く、全く負担がありません。

「Microsoft Trackball Explorer」ちゃんの場合は手を置きつつ握りこむ形で操作していたのですが、「SlimBlade Trackball」ちゃんの場合は手を添えるだけ。ソファーに座っている時と同じく、楽な姿勢で操作出来るのはポイント高いです。

桜木花道:「左手は添えるだけ」
僕:「操作する手は添えるだけ」

お手入れ

使い込んでいる事も影響しているかもしれませんが、「Microsoft Trackball Explorer」ちゃんはすぐにボールとボールをを収めている本体の間にゴミがたまり、ボールの滑りが悪くなるので1日置きにゴミをティッシュで拭き取る作業をしていました。

「SlimBlade Trackball」ちゃんは1週間程度使っても滑りが悪くなることはなく、試しに掃除してみましたが、ゴミは取れませんでした。作業中に滑りが悪くなったりする事に、かなりストレスを感じていたので、気持ちいいだけではなく手間いらずな点もポイント高しです。

ドライバソフトTrackballWorks


Amazonのレビューでドライバソフトが残念という記載が散見されましたが、アップデートがあったのか僕は特に残念とは感じませんでした。かと言って使いやすい!と手放しで絶賛する事もないのですが、充分直感で設定する事ができました。設定した内容に対して不安定さも見受けられないので、レビューに書かれているようなマイナスポイントにはなりえないと思います。

ドライバは下記からダウンロードできます。
ケンジントン ドライバソフト

まとめ

ちゃんと「ケンジントンSlimBlade Trackball」ちゃんのレビューをしたかったので、マイナスポイントも記載しましたが、使ってみた感想は大満足です。お値段に見合った価値がりました。ストレスどころか特定の動作に対して気持ちいいとさえ思える操作感が本機の魅力だと思います。

1日だけだと8時間ですが、週で40時間、1週間で240時間、1年間で2880時間!どうせ同じ時間作業をするなら、負担やストレスを感じながら作業するよりも、触っていて気持ちのいいお気に入りデバイスで作業したいですよね:)

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コメント

  1. TM より:

    私もトラックボール派です。今まで多くのトラックボールを使ってきました。もちろんこの記事にあるSlimBladeも発売された時点で即購入しました。トラックボールの好き好みに関しては、個人差が大きいですね。私はロジクールの親指タイプでないと駄目です。現在はM570をずっと愛用しています。SlimBladeは使いにくいのですぐ捨てました。とにかくドラッグが不自然でやりにくいのですね。その点親指タイプは左ドラッグも右ドラッグもまったく自然で楽です。また、腹の上で、膝の上で、あるいは壁に押しつけて使う等場所を選びません。しかし、マイクロソフトやサンワの親指タイプは論外だと思いますね。

    • Junk より:

      コメントありがとうございます:)

      トラックボールはエントリーに書いてある2種類しか使ったことがなくて、親指タイプのものは未経験です。コメントをいただき、自分が親指タイプを使ったことがないので、スリムブレードのAmazonレビューを全部読んでみました。

      僕と同じように「マイクロソフト トラックボール エクスプローラー」から乗り換えた人のレビューはどれも高評価でした、言われて気が付いたのですが、トラックボールエクスプローラーもスリムブレードも親指で操作するタイプではないんですよね。

      ただマウスから乗り換えたという人の評価も同じように高かったので、おっしゃるように個人差が大きい部分なのかな、と思います。

      スリムブレードを使っている感想としては非常に使いやすいですし、左ドラッグ、右ドラッグも意識して操作するようなことはありません(親指でクリックしながらボールを人差し指で回すだけ)。

      仕事で使用しているので、トラックボールを使うシーンよりも、作業していて疲れないか、に比重を置いていたりします:)

      また10年使い倒す気でいるので、難しいかもしれませんが機会があればロジクールM570(または親指タイプ)を使用してレビューをしたいと思います。

      違った視点からのアプローチ、ありがたいです。コメントありがとうございました:)

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