一人暮らしにおいてパスタは「簡単、安い、おいしい」と3拍子揃った頼れる存在ですよね。長年使用していたステンレス製の口が広くて底が浅いお鍋(ガチで鍋用のやつ)から、一人用の鍋に切り替えたところ、想像を絶する効率化(調理時間が大幅に短縮した上に麺がおいしい)が計れ感動したので、1人(~2人)用のパスタ鍋がいかによかったか、実際にパスタを作りながら紹介します。
PR
・約5年間連れ添った相棒の雄姿
まずは今まで使用していたお鍋の画像。口が広いのでパスタがお湯につかりやすく、ユデヤスイ、サイコウダ。と思っていましたが、一人用パスタ専用鍋を知った今となっては、過去の自分に失笑を禁じざるを得ません。彼には今後、別の料理で頑張ってもらいましょう。
※鍋の中にあるのは大きさを測るためのツナ缶です
こちらが少人数用パスタを茹でる作られた、一人暮らしの救世主。ユータイム3世こと「ユータイムIII ミニパスタ鍋 14cm DZ-2003」の画像。コンロなので今のところ関係ありませんが、オーブン、IH対応とのことなので、引っ越し先がIHだった場合も一安心。画像は若干使用感がありますが、あまりに美味しく麺が茹でられるため、到着してから連続使用4日間使い倒した結果になります( ゚Д゚)。
「ええい、買ってしまえ!」とポチッた理由は2,400円というリーズナブルな価格で失敗しても許容範囲だったこと、グザーっと心に刺さったAmazonレビューのこの一文。
“とにかく買ってよかったと思うのが、沸くのが速いし、麺を入れたあとでもすぐに温度が持ち直すことです。底の厚さと形がいいんでしょうね。一度沸騰すると火を一番細く絞っても沸いていてくれます。“
たったこれだけ。200円~250円あればOK。お手軽、安い、うまいと3拍子そろっていて、近所に牛丼を食べに行くよりも安いし、ユータイム3世様のおかげで片付ける時間を含めてもパスタのほうが早い!さらに野菜をもっと入れるとヘルシーにもなり得る、自己完結型ファーストフードのレシピとなります。
1.25Lの水を入れて鍋のふたを閉じ、中火でお湯が沸くまで何分かかるのか計ってみました。レビューにあった通り、沸くのが早いことは体感レベルではビシビシ感じていたんですが、実際何分で沸くのか興味深々です。
お湯が沸くのを待っている間に小松菜を切っておきます。茎の部分を大きく切っておくと、茹でた時食感が良く、いいアクセントになるのでおすすめです。
4分43秒でパスタを入れられるくらいにお湯が沸きました。(あと一秒写真を撮るのが遅れていたら4分44秒となり、危ういところでした。)
体感ではもっと早く感じていたのでちょっと意外でしたが、強火で沸かせばもっと短縮できそうですね!慣れとは恐ろしいもので、今まではお湯を沸かすのに10分程度かかっていた事をすでに忘れさろうとしています。
いよいよ、調理のメイン工程です。まずはちょっと気取りながらパスタをふぁさー、と鍋に投入。
メッチャパスタ鍋から、はみ出してるやんけ!と突っ込みを入れたくなるところですが、心配ご無用!麺がお湯につかった部分をお箸でちょちょい、と触ってやるとすぐにお湯の中へ。コンパクトを目指したゆえのお茶目な部分だと許容してあげましょう。
そしてパスタがお湯につかったタイミングで小松菜をドーンと投入!
パスタと小松菜を入れたタイミングで、一時的に鍋の温度は下がってしまいます。が、ここからがユータイム3世の真骨頂です。
納豆を容器からお皿に移し、タレを加えて混ぜます。ツナもフタを開けていつでも投入できるようにしておいてください。30歳を超えている男性はツナ缶の油を切っておくと、体に良くお勧めです(若干、味は落ちますが風味は十分残っていておいしいです)。
納豆とツナを準備し終わり、まだ茹であがらないと高を括って余裕で写真を撮っていると、コンロからじゅわじゅわ~、という大きな音が聞こえてきました。
急いで火を小さくし、ほっとした瞬間、あの一文が脳裏をよぎります。
麺を入れたあとでもすぐに温度が持ち直すことです。底の厚さと形がいいんでしょうね。一度沸騰すると火を一番細く絞っても沸いていてくれます。
もちろん、レビューを書いた人には会ったことはなく、彼にはとんだトバッチリですが、吹きこぼれを見越して、ニヤニヤしながら悪意を持ってレビューを書いている姿が、手に取るように思い浮かびました。
腹を立てながら麺を一本すすると、ばっちりアルデンテ!
茹であがったパスタと小松菜のお湯を切り、パスタをお皿に写しポン酢をかけて納豆と混ぜます。この時、ポン酢は少しづつ垂らすのがポイント。足りなければ食べてる時に足せばいいので、気持ち薄めで丁度良かったりします。
僕なんかは日本人という事もあり、納豆を食べなれているので、画像を見ておいしそうだと思いますが、イタリア人からすると、美味しくアルデンテに茹であがったパスタと納豆を絡めるなんて正気の沙汰ではないと思うでしょう。そんな気持ちをアメリカ人になって代弁しながらパスタと納豆を絡めます(これが結構楽しい)。今日なんかはレビューの一件もあったので、存分に混ぜて混ぜて絡ませてやります。
no… no… NO! oh shit!
十分に絡め終わったら、小松菜とツナを盛りつけ完成です
確か「僕と一緒」という漫画に「めんどくさいは人類の最大の敵」というようなメッセージが込められていたと思います。その観点からいくと、ユータイム3世はまさに一人暮らしをしている人類を救うべく立ち上がったパスタ鍋の救世主と言えます。
到着して4日連続で使用している理由ですが、米をセットし炊けるまでの50分を待つのが面倒くさくなってしまったからです。仕事から帰ってきて、15分かからずにご飯を食べれるのはちょっとした革命ですよね。
リーズナブルでコンパクトな上にIH対応だったりと実用性も高いので、投資に見合った(と言っても2,400円ですが)鍋だと言えます。一人暮らしでパスタを作る人は是非、お試しあれ!
コメント